グリーンウォーターの作り方

グリーンウォーターは簡単に作れる

 

 

金魚の稚魚やメダカの飼育に最適なのがグリーンウォーターです。こうした小さい魚にとってはこの状態が栄養補給に適しているのです。

 

熱帯魚の水槽などでは濾過は必ずするものですが、濾過をしない水槽でメダカを飼うことはよくあります。その結果として飼育水が緑色になることがあります。
この緑色の水がグリーンウォーターと呼ばれるもので、これは植物プランクトンが発生している状態のことを指しています。

 

このプランクトンは栄養価も高くてメダカは好んで食べるので最適な餌になっています。
グリーンウォーターの作り方ですが、特別なことをする必要はなく、バケツに水道水(窒素分を含んだ水)を入れて、日がよく当たる場所にしばらく置いておくだけで水が緑色になっていきます。

 

水温が15℃以上になると特に短期間ででき、20℃以上なら理想的です。庭先の30cm水槽でエアレーション(消毒のために水を噴出させたり泡立たせたりして空気にさらすこと)のみで金魚を2~3匹入れて放置するのもいい方法です。こうすると庭先の太陽光で金魚のフンが窒素分となるからです。

 

このグリーンウォーターにはいろいろな色があって、緑、黄緑、黄色っぽいものや茶色っぽいものもあります。見栄えはよくありませんが、実に効果のある水です。